今回はPythonを使って動画編集をする方法を紹介していきます。
Pythonで動画編集に使えそうなライブラリ
Pythonで動画編集するために0からプログラムを書くのは大変なのでライブラリを使います。
ネットで使えそうなプラグインを探してみたところ2つ見つかりました。
OpenCVは画像系のプラグインで結構有名なやつです。
動画を扱えるのか調べたところうまくプログラムを書けば動画も扱えるそうです。
MoviePyはPythonで動画を編集するために作られたライブラリです。
今回の記事では簡単に使えるMoviePyの方を紹介します。
インストール
インストールはpipコマンドでできます。
pip3 install moviepy
ImageMagickがないよ〜みたいなエラーが出ることがありますがそしたら下の方法でImageMagickをインストールしてからやり直してください。
Mac
brew install imagemagick
Linux
apt-get
sudo apt-get install imagemagick
yum
sudo yum install imagemagick
Windowsは色々な方法があってややこしいのでご自身の環境に合わせて調べてください。
動画に文字を入れてみる
インストールできたので動画に文字を入れてみます。
元動画
実行結果
動画は下の記事で紹介したサイトからダウンロードさせていただきました。

コード
from moviepy.editor import *
video = VideoFileClip("before.mp4").subclip(1,6)
txt_clip =(TextClip("test",fontsize=100,color="white").set_position("center").set_duration(3))
re = CompositeVideoClip()
re.write_videofile("after.mp4",fps=60)
これで元動画であるbefore.mp4の中央にtestという文字を入れてafter.mp4で出力できます。
txt_clipのオプションを変更することで他の条件でも文字を表示することができます。
書き出しに時間がかかる場合がありますが、fps(一秒あたりのコマ数)の値を下げることで早めることができます。
まとめ
MoviePyを使うことで簡単に(?)動画を扱うことができました。
YouTuberの方とかMoviePy使えば無料で動画編集できるのに〜って思いました。
この記事で紹介している機能はごく一部なので興味のある方は公式のドキュメントを見てください。
User Guide — MoviePy 0.2.3.2 documentation
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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